皆さま、MTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。
公式からスタンダード、ヒストリックでの禁止改訂、そして「相棒」メカニズムについての変更が発表されました。
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私は今回も禁止改訂の内容と「相棒」メカニズムの変更内容を予想しておきました。
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それでは内容を見ていきましょう。
【スタンダード】
《創案の火》と《裏切りの工作員》が禁止になりました。
《創案の火》を使ったデッキである{ファイアーズ}が勝率55%を達成しているということと、これから新しい高マナコストの強力なカードが登場するたびに《創案の火》が強化されることになる未来を見据えた結果、禁止に至ったということのようです。
《裏切りの工作員》は《銅纏いのののけ者、ルーカ》や《軍団のまとめ役、ウィノータ》などのマナコストを踏み倒すカードから序盤に戦場に出されることが「極めて腹立たしく」感じさせてしまうからという理由のようです。
《創案の火》はマナコストを踏み倒すカードの色拘束を実質無視出来ることが出来るので各色の強いカードを色拘束を気にすることなく採用可能という点も個人的には要因と考えています。
《裏切りの工作員》は通常のコストで戦場に出されたり、墓地からの蘇生(世間的には「リアニメイト」と呼ばれる戦術)で出されるようであれば、それなりの下準備が必要になってくるので、マナコスト対効果の釣り合いが取れていますが、あまりにも早いターンかつ、コントロール奪取出来るパーマネントに制限がないとなると、かなり理不尽に感じたことでしょう。特に初心者の方はなおさらでしょう。
【「相棒」メカニズム】
ソーサリータイミングで無色3マナを支払うことで「相棒」メカニズムを持つカード(以下、「相棒」カード)を「手札に」加えるという一手間を追加したような形になりました。実質、「相棒」カードを「相棒」枠からプレイするためには、カードに印刷されているマナコストに無色3マナ分追加してマナを支払うというようなことになりました。もちろんターンを跨いでの分割払いも可能なので「相棒」カードを巡っての戦略は増えたと言えます。
このルールの追加によって、従来よりは「相棒」カードの採用率は減少するでしょう。それと同時に「相棒」カード間での格差が更に拡大することが懸念されます。
このルール変更によって、最も悪影響を受ける「相棒」カードは《集めるもの、ウモーリ》でしょうか。
選んだカード・タイプの呪文のマナコストを無色1マナ分減少させるという能力なのに、唱えるためのマナコストが追加されるという、なんとも噛み合わないことになってしまいました。しかし能力自体は面白く、可能性があるので私も諦めずに採用の可能性を探っていきたいです。
今回はここまでです。
そろそろ基本セット2021のプレビューが開始されますね。
もしかしたら、新カードや再録カードによっては「相棒」カードの再評価につながるかもしれませんので逐一チェックしたいですね。ちなみにプレビュー開始日が変更され、2020年6月5日からになりました。
皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を過ごせますように。