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管理人:Butz(バッツ)MAGIC THE GATHERINGについてのブログです。

【白赤人間アグロ】モダンデッキ紹介【速度重視】

皆さま、MTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。

 

今回は私が使っているデッキの紹介をしたいと思います。

このブログを見に来てくださっていた読者の方も「こいつ…そういえばどんなデッキを使っているんだ…?」と疑問に思っていたところでしょう。

 

まずはデッキリストをご覧ください。

 

 

【白赤人間アグロ】

‐土地(19)‐

2《平地》

4《聖なる鋳造所》

4《感動的な眺望所》

2《断崖の避難所》

4《吹きさらしの荒野》

2《血染めのぬかるみ》

1《樹木茂る山麓

 

‐クリーチャー(27)‐

4《教区の勇者》

4《僧院の速僧》

4《サリアの副官》

4《無謀な奇襲隊》

4《稲妻のやっかいもの》

4《炎樹族の使者》

3《ケルドの匪賊》

 

‐呪文(14)‐

4《稲妻》

4《変異原性の成長》

4《稲妻のらせん》

2《ボロスの魔除け》

 

※サイドボードは先日の禁止改訂で環境に影響があると思われるので割愛※

 

 

【考え方】

基本的には3ターン目までに最低でも12点ダメージを与えて、その後は火力呪文を合わせて削り切るという目論見です。

何故12点なのかというとモダンの環境上、必ず1回はどのプレイヤーもフェッチランド起動からショックランドをアンタップイン(合計3点ダメージ)するだろうと考えているからです。残りの5点はクリーチャーの攻撃と火力呪文、もしくは火力呪文2枚で削り切れるだろうというわけです。

 

もう1つの考え方として、決闘中はカードを複数枚使うわけですが、複数枚使う中で3ターン目までの平均ダメージが少なく見積もっても、2.5点以上になるように組み合わせて使いたいと思っています。

どうしてこのような自論が生まれたのかを以下に書きます。

 

先攻の場合であれば3ターン目までに引く手札は初期手札の7枚+2、3ターン目で引いた2枚の合計9枚となります。この中で土地は2枚欲しいので呪文は7枚ということになります。

そうすると呪文7枚×2.5点で合計17.5点ダメージになります。これを上記のフェッチランド起動からショックランドアンタップインの3点ダメージと合わせると20.5点ダメージになるためゲーム終了というわけです。

ですが実際は1ターン中に使える手札は限られているため、なかなか3ターンキルは難しいですね。そこをどうにかするのが腕の見せ所でもありますね。

 

キープ基準としては「土地が1~2枚、クリーチャーが2~4枚、呪文が1~2枚」という3つの条件を2つ以上満たすこととしています。この基準は常に研究対象と言えるでしょう。

 

【土地】

土地の枚数はアグロデッキらしく少なめの19枚です。

このようなデッキだと《感動的な眺望所》がやはり強いです。

土地は2~3枚引ければデッキが回るようにはしています。

最近はさらに1~2枚土地の枚数を減らしても良いかと思っています。

 

【クリーチャー】

1マナ域8枚、2マナ域19枚と3マナ以上は一切採用していません。手数で勝負していきたいと思っています。

 

このデッキの中で最も強い動きは「1ターン目に《教区の勇者》を戦場に出す、2ターン目に《炎樹族の使者》2枚以上と《無謀な奇襲隊》を出す」ことで呪文による妨害、ブロックがなければ《炎樹族の使者》が2枚でも、4点+3点+3点+2点で12点ダメージとなります。この4枚で平均3点ダメージを計上しているので効率が良いですね。そして3ターン目に何も戦場に出さずにそのまま攻撃しても、3点+2点+2点+2点で9点の計21点ダメージでゲーム終了です。

 

次点で強い動きは「1ターン目に《教区の勇者》を戦場に出す、2ターン目に《炎樹族の使者》と《稲妻のやっかいもの》を戦場に出して攻撃で7点ダメージ、3ターン目に《サリアの副官》を戦場に出してから攻撃することで11点ダメージ計18点ダメージです。もちろん実際は呪文による妨害やブロックがあるため、そううまくはなりませんが妨害やブロックにリソースを費やしてくれるのであれば先手に回れていると言えるでしょう。

 

ちなみに《サリアの副官》は人間クリーチャーが2~3体並んでいるのであれば、戦場に出しても大丈夫です。特に《教区の勇者》との組み合わせは打点の向上が素晴らしいですね。

 

《無謀な奇襲隊》は唯一の人間ではないクリーチャーですが上記の大ダメージルートに大きく貢献しているため採用しています。

 

【呪文】

火力を求めた結果このような呪文構成になりました。

《稲妻》は説明不要の超パワーカードですね。

 

《稲妻のらせん》はダメージを与えつつ、延命手段になるという攻防一体のカードですね。フェッチランド起動からショックランドアンタップインの動きを1回分、帳消しにできますね。

 

《ボロスの魔除け》はクリーチャーを破壊による除去からも守れるというモードによって全体除去系のカードが使われやすい4ターン目以降でも安心感が得られますね。しかしながら、なるべくそのモードを使う必要がないようにしたいところではありますね。

 

《変異原性の成長》はライフさえ支払うことができればマナがなくとも打点向上、《僧院の速僧》の「果敢」誘発、《無謀な奇襲隊》の「怒濤」誘発、ダメージからクリーチャーを守るなど、様々な役割を期待できるカードです。ちなみに《僧院の速僧》に《変異原性の成長》と《ボロスの魔除け》の「二段攻撃を付与するモード」を使うと、「果敢」での打点向上も加わって、なんと10点ダメージです。1枚あたり3.3点(小数点以下略)の高効率です。

 

【採用を検討しているカード】

《アクロスの英雄、キテオン》

このカードを1ターン目に戦場に出して2ターン目に3体以上で攻撃できる方法は割とあるので、3ターン目にはプレインズウォーカーとして扱える機会が多そうだと考えているところです。

 

《損魂魔道士》

1マナ「果敢」持ちの人間クリーチャーです。「速攻」を持っていないのは残念ですが5枚目以降の《僧院の速僧》として活躍が期待できそうです。その場合は呪文の枚数を増やさなければならないかもしれません。

 

《隠れた薬草医》

ずばり、5枚目以降の《炎樹族の使者》ですね。うまく噛み合ってくれれば瞬間火力はこれまでの比ではないでしょう。ただし、このカードを採用するのであれば緑色の追加、フェッチランドの大量追加などが必要になってくるでしょう。また、効果によって生み出されるマナが緑マナ2点のため、やりくりが難しくなる問題も考えられます。

 

《流刑への道》

これはどちらかと言えばサイドボード向けのカードかもしれませんが、メインボードから採用することも充分あり得ます。特に2~3ターン目に《甦る死滅都市、ホガーク》を出されるとさすがに乗り越えることが困難だからです。

 

今回はここまでです。

 

ここに書いた以外にもおすすめのカードがあれば是非ともコメントをお待ちしております。

次回以降ではこれからの環境がどうなるかを予測して、サイドボードの構築につなげていきたいですね。

 

皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を過ごせますように。