皆さま、MTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。
前回の記事では白・青・黒からカードを紹介しました。
今回は赤から2枚、多色から1枚を紹介していきます。
【赤】
《チャンドラの焼却者》
戦闘ダメージでないダメージ分マナコストを減少させるという特徴的な能力を持ったクリーチャーです。
モダンであれば《稲妻》を筆頭に優良火力呪文が数多く存在しているので印刷されているマナコストよりも軽くすることは簡単でしょう。
手札の消費が激しいので実用性は度外視としても理論上は2ターン目に戦場に出すことが可能です。
(《稲妻》1枚、《はらわた撃ち》2枚で赤1マナのみで合計5点ダメージ)
そして「トランプル」を持っていることでブロッカーに悩まされることなく、6/6のパワー・タフネスを活かすことが出来ます。
戦場に出た後も対戦相手に戦闘ダメージでないダメージを与えると、そのダメージ分をクリーチャーやプレインズウォーカーにも与えるという能力を持っているので戦場にもしっかり干渉出来ます。
《人目を引く詮索者》
かなりトリッキーな能力を持ったゴブリンです。
自分のライブラリー一番上のカードを公開したままの状態にしますが、それがゴブリン呪文であればそのままプレイすることが出来ます。
そして3つ目の能力が現在最も注目されており、ライブラリーの一番上のカードがゴブリンカードである限り、そのカードの起動型能力を全て持つというとんでもない能力になっています。
モダンにおいてはこのカードと《ボガートの先触れ》による手札2枚からの最速3ターン目での勝利が実現可能になったようです。以下、手順を書きます。
2ターン目:《人目を引く詮索者》を戦場に出す。
3ターン目:《ボガートの先触れ》を戦場に出し、ライブラリーの一番上に《鏡割りのキキジキ》を置く。
これにより《人目を引く詮索者》が《鏡割りのキキジキ》のタップ能力を得るため、無限トークンを達成。
最後に《ボガートの先触れ》のトークンを出して、《投石攻撃の副官》などの火力を放てるゴブリンカードをライブラリーの一番上に置く。
《投石攻撃の副官》の2つ目の能力で勝利。
以上が手順となります。これからはゴブリンデッキも台頭してくるでしょう。
【緑】
正直に申し上げると、基本セット2021の緑の新規カードの中にはモダンで活躍出来そうなカードがどうしても見つけられませんでした。
話題になった《長老ガーガロス》を例に取っても、モダンで5マナ払って戦場に出した時点で何も能力を発揮しないので、どうしても私の目では活躍する姿をイメージ出来ませんでした。
【多色】
《尊敬される語り手、ニアンビ》
2マナで「瞬速」持ちと扱いやすく、自身のクリーチャーを手札に戻すことで再利用を狙えるカードです。そのついでにライフ回復も行えます。
また、3マナ払ってこのカードをタップし、伝説のカードを1枚捨てることで2枚ドロー出来るという能力を持っています。複数枚引いてしまった伝説のカードに困ることがなくなる良い能力です。
再利用を狙うという性質上、2マナではありますが実際は中盤~終盤に戦場に出すことになるでしょう。
再利用したいクリーチャーの例を青が含まれるクリーチャーに限って挙げると《ヴェンディリオン三人衆》や《空を放浪するもの、ヨーリオン》などがあります。
【番外編】
《トリュフ嗅ぎ》
圧倒的に今回の癒し枠カードです。
何故か左目が羽子板の罰ゲームのごとく丸で囲まれている(こういう毛並みなのかもしれませんが)にも関わらず、満面の笑みを見せながらトリュフを嗅ぎ分けている、と言ったイラストでとても愛嬌満点ですね。
このカードのプレイマットがあれば自分も相手も満面の笑みでデュエルが出来るでしょう。
今回はここまでです。
既にMTGアリーナにおいては基本セット2021のカードが使用可能となっているので、紙での実装が楽しみです。
よろしければ、前回の記事も閲覧してみてください。
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皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を過ごせますように。