MTGブログ|MTGを楽しむssbmプレイヤーのブログ

管理人:Butz(バッツ)MAGIC THE GATHERINGについてのブログです。

【MTGモダン大会】2019ミシックチャンピオンシップⅣ(バルセロナ)【優勝は緑単トロン】

皆さま、MTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。

「2019ミシックチャンピオンシップⅣ(バルセロナ)」が開催されました。

既に公式サイトにて全参加者の使用デッキ、デッキ使用率などが集計、公開されています。

↓まだ閲覧していない方はこちらから↓
2019ミシックチャンピオンシップⅣ(バルセロナ) モダン部門アーキタイプ勝率一覧と注目のデッキ|イベントカバレージ|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト




やはり{ホガーク}が他のデッキを大きく引き離しての圧倒的な使用率1位ですね。
その下には{イゼット・フェニックス}、{エルドラージ・トロン}、{人間}、{白青コントロール}と続いています。

次にトップ8に進出したデッキを見てみましょう。

[トップ8進出デッキ]
1、ジャンド(2人)
2、エルドラージトロン
3、緑単トロン
4、赤単フェニックス
5、鱗親和
6、ホガーク
7、ウルザソプターソード

皆さまの予想はどうでしたか?私は過去の記事内でサイドボードの考察と共に今後、環境に出てくるデッキを予想していました。

↓まだ閲覧していない方はこちらから↓
forevermtgssbm.hatenablog.com


{トロン}系、{ホガーク}、{鱗親和}、{ウルザソプターソード}は予想できましたが、{ジャンド}と{「赤単」フェニックス}はまったく予想できませんでした。
そして{人間}、{イゼットフェニックス}、{白青コントロール}がまさかのトップ8入りを逃しましたね。

ちなみにトップ8のデッキリストも公式サイトにて公開済みです。

↓まだ閲覧していない方はこちらから↓
2019ミシックチャンピオンシップⅣ(バルセロナ) トップ8デッキリスト(モダン)|イベントカバレージ|マジック:ザ・ギャザリング 日本公式ウェブサイト

そしてトップ8の最終順位は以下のようになりました。
[最終順位]
優勝 緑単トロン
準優勝 鱗親和
3位 エルドラージ・トロン
4位 ジャンド
5位 ウルザソプターソード
6位 ジャンド
7位 赤単フェニックス
8位 ホガーク



次に各デッキリストの気になるところを見ていきます。

{ジャンド}の2つのデッキリストを見ると、どちらのリストも「モダンホライズン」からの新戦力である《レンと六番》を複数枚採用していますね。これで《レンと六番》は相当強力な2マナプレインズウォーカーとしての地位を確立しましたね。既にレガシーで結果を出しつつあったので、モダンで通用しないわけがありませんでしたね。
f:id:forevermtgssbm:20190801221131p:plain
さらにデッキリストを見ると、片方のデッキリストにはモダンホライズンにて再録された初出がオンスロートのサイクリングランドも採用されていますね。おそらく上記の《レンと六番》とのシナジーを重視しての採用でしょう。
他にも《血編み髪のエルフ》の採用枚数が違ったり、片方のデッキリストには完全に予想外の《ゴルガリの女王、ヴラスカ》が採用されていたりとプレイヤーによる考えの違いが如実に表れていますね。これがカードゲームの醍醐味と言えるでしょう。
f:id:forevermtgssbm:20190801221512p:plain


{「赤単」フェニックス}については青要素を抜いたデッキが出てくるとは思ってもみませんでしたね。まさしく盲点でした。代わりにクリーチャーに《僧院の速槍》や《損魂魔道士》を採用し速度を上げていますね。呪文は《舞台照らし》や《はらわた撃ち》、さらには《溶岩の投げ矢》までも採用し、とにかく呪文を唱える回数を増やす試みが取られていますね。
これまでは多色化して柔軟性を上げていたように見えましたが、ここで単色化してデッキの特徴を尖らせているのを見てあまりにも勉強になりますね。


{トロン}は「緑単」型と「エルドラージ」型が両方とも結果を残しました。
どちらの型もそれぞれ《森》と《荒地》という基本土地を多めに採用しているので《幽霊街》などの土地を破壊する代わりに基本土地をサーチさせる対策カードを効きにくくしているようです。


やはり{鱗親和}がメタの間を縫って上位に進出しましたね。これまでの{親和}とは異なり、+1/+1カウンターに重きを置いた構築ですね。
《電結の働き手》まで入るとは相当シナジー重視ですね。
f:id:forevermtgssbm:20190802203349p:plain

デッキリストを見ると、やはり予想した通り《虚空の力線》が相当数採用されていますね。特にトップ8に入った{ホガーク}ではまさかのメインデッキからの採用です。ミラーマッチでの勝率を上げるためでしょうか。

逆に採用していないデッキは{鱗親和}と{「赤単」フェニックス}ですね。


{鱗親和}は《搭載歩行機械》の能力発動条件と噛み合わなかったため、採用していないと思われます。
f:id:forevermtgssbm:20190801221716p:plain
(死亡したときに発動する能力、いわゆる「死亡誘発」は追放されると発動しないため)
代わりに《墓掘りの檻》が4枚採用されていますね。



{「赤単」フェニックス}はデッキ名の由来である《弧光のフェニックス》や各種フラッシュバック呪文であったり、発掘呪文、《約束の終焉》と噛み合わなかったため、採用されていないのでしょう。
代わりに《トーモッドの墓所》と《貪欲な罠》が採用されていますね。
f:id:forevermtgssbm:20190801222919p:plain



今回はここまでです。

今後のモダン環境はどうなるでしょうか。これからの環境の変動が楽しみですね。

「このデッキが環境に出てくる!!」というのを知っている方はこっそりとコメントで教えてください。

皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を送れますように。