皆さま、MTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。
予告されていたモダン、パイオニア、ヒストリック、パウパーの禁止改訂が行われました。
まずは内容を見てみましょう。
【モダン】
《アーカムの天測儀》
禁止
【パイオニア】
《ニッサの誓い》
禁止解除
【ヒストリック】
《裏切りの工作員》
一時停止から禁止
《軍団のまとめ役、ウィノータ》
一時停止から禁止
《創案の火》
一時停止から禁止
《運命のきずな》
禁止
《炎樹族の使者》
一時停止
【パウパー】
《探険の地図》
禁止
《神秘の聖域》
禁止
私はモダン以外の環境にはまったくプレイしていないのでモダンについてのみを触れていきます。
【《アーカムの天測儀》について】
さすがに《アーカムの天測儀》の禁止については予想通りと言っても良いでしょう。公式からの理由も「軽すぎるコストで多くのものを与えている」と完全に納得できる理由でした。
《アーカムの天測儀》の禁止によって最も影響を受けるカードはやはり《氷牙のコアトル》でしょうか。ただ《氷牙のコアトル》は「接死」が付与されなくとも、まだまだ高い性能を持っているように見えますね。
極一部で《アーカムの天測儀》の禁止を受けて「基本土地の禁止解除じゃん」という発言も見られました。基本氷雪土地が基本土地の出る幕をいかに取っていたのかということがわかるのと同時にさすがに笑ってしまいました。
【禁止解除がなかったことについて】
私は前回の記事(本記事の最終部分にリンクを貼っておきます)にて《信仰無き物あさり》が禁止解除されると予想しましたが、さすがに許されなかったようです。
過去に墓地利用デッキに関するカードの禁止解除で《ゴルガリの墓トロール》を禁止解除(2015年1月23日)したのですが、その後再禁止となりました(2017年1月20日)。これを繰り返さないために墓地利用デッキに関するカードの禁止解除については予想以上に慎重になっているのかもしれませんね。
今後の環境次第では《精神を刻む者、ジェイス》や《石鍛冶の神秘家》のようなサプライズ禁止解除があるかもしれませんね。
個人的には《欠片の双子》や《超起源》のようなハチャメチャコンボに繋がるカードの禁止解除は勘弁していただきたいと思っています。
【今後の環境について】
今回の禁止改訂で{コントロール}系のデッキは氷雪型ではなく《石鍛冶の神秘家》を搭載した従来の型に戻るのではないでしょうか。
そして《人目を引く詮索者》の登場で一躍有名になった{ゴブリン}デッキが勢力を増すと予想します。
そして氷雪型の{コントロール}デッキが存在していた時でさえ何食わぬ顔で環境の最前線を走っていた{トロン}系のデッキも数を増やすでしょう。基本セット2021で新戦力の《精神迷わせの秘本》を加えたことが記憶に新しいですね。ちなみに私は《精神迷わせの秘本》の性能をまったく見抜けませんでした。見抜くことが出来たデッキビルダー、デッキチューナーの方々に心からの尊敬の念をここに示します。
その他にも{ドルイドコンボ}、{グルールムーン}、{アドグレイス}などなど、ここでは挙げきれないくらいのデッキがモダンには存在しているので、どのデッキがトップに立つか楽しみですね。
今回はここまでです。
最後に公式からの禁止改訂についての記事と私の前回の記事のリンクを貼っておきます。
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私もそろそろ大会に出始めたいですが、まだまだ世の中の事情を鑑みて個人的には自粛を続けるつもりです。
皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を過ごせますように。