MTGブログ|MTGを楽しむssbmプレイヤーのブログ

管理人:Butz(バッツ)MAGIC THE GATHERINGについてのブログです。

【テーロス還魂記】フルスポイラー公開!モダンでも活躍できそうなカードは?第1回【白・青・黒】

皆さまMTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。

 

とうとうテーロス還魂記のフルスポイラーが公開されましたね。

 

↓まだ閲覧されていない方はこちらから↓

magic.wizards.com

過去のメカニズムが良い具合に再録されているので、過去のカードとの組み合わせを考えることがとても楽しいですね。

 

今回もモダンで活躍出来そうなカードを全3回に分けて挙げていきます。

 

今回は白から3枚、青から2枚、黒から2枚を紹介します。

 

 

 

【白】

1、《障害の幻霊》

f:id:forevermtgssbm:20200114202305p:plain

2マナでパワーが2、タフネスが1で相手に対する妨害能力を持っているのでいわゆるヘイトベアーに準ずるカードですね。

 

このカードの能力はなんとプレインズウォーカーの忠誠度能力を起動する際に1マナの支払いを強制させるという能力です。

 

これによってマナ全てを使ってプレインズウォーカーを戦場に出すというプレイングにブレーキをかけることが出来るため、プレインズウォーカーに対応するターンが実質1ターン増えることになります。もちろんマナ全てを使うことを避けようとしても1ターンの猶予が得られますね。

 

また、先制攻撃を持っているため戦闘面でも序盤を支えることが出来ますね。

 

2、《太陽冠のヘリオッド》

f:id:forevermtgssbm:20200114202409p:plain

破壊不能と一定以上の信心がなければクリーチャーになれないというテーロス次元の神共通の能力に加えてライフに関する能力と絆魂をクリーチャーに付与する能力を持っています。

 

既に話題になっている通り、歩行バリスタとの2枚コンボがかなり強烈ですね。

 

f:id:forevermtgssbm:20200115194751p:plain

もちろん必要なマナ数だったり、揃えるまでのターンはそこそこかかりますが、選択肢として持っているというだけで脅威ですね。

 

また上記のコンボに関して、《硬化した鱗》を使用しているデッキとも相性が良さそうですね。私がすぐに思いついたルートとしては、1ターン目、《硬化した鱗》、2ターン目、《歩行バリスタ》をX=1で唱える(+1/+1カウンターが2個乗る)、3ターン目、《太陽冠のヘリオッド》を唱える、4ターン目、コンボ開始というものがあります。

f:id:forevermtgssbm:20200115194945p:plain

この2枚コンボが環境に影響を与えることは間違いないでしょう。

 

3、《太陽の宿敵、エルズペス》

f:id:forevermtgssbm:20200114202431p:plain

とうとうエルズペスが復活しました。

 

忠誠度能力にはなんとマイナス能力しかありません。そのまま使うとやがては忠誠度が0になり墓地に送られますが、テーロス還魂記にて新登場したキーワード能力の脱出で再利用できるデザインになっています。

 

カードのフレーバーとしてもテーロスの死の国(墓地)から脱出して復活するという部分と合致していて素晴らしいですね。

 

能力としてはクリーチャー主体のデッキに採用し得るものであり、感覚としては《黄金のたてがみのアジャニ》や《群れの統率者アジャニ》と似たような採用になると思われます。

f:id:forevermtgssbm:20200114204357p:plain

f:id:forevermtgssbm:20200114204409p:plain

劣勢時には-2能力でトークンを出しつつ、次のターンには-3能力でライフを得てから脱出して、能力を繰り返し使っていくことができるのでかなりの延命にはなりますね。

 

【青】

1、《タッサの介入》

f:id:forevermtgssbm:20200114204504p:plain

テーロス次元の神が介入するサイクルの1枚です。

 

神々の争いに定命の者(テーロス次元の一般人)が巻き込まれているというフレーバーでしょうか。

 

2つあるモードの内、1つを選ぶカードですがライブラリーの上からカードを加えるか打ち消しのどちらかという青を体現したようなカードです。

 

このようなカードの強さは過去の《謎めいた命令》で証明されています。厳密に比べるとモードの個数が少なくなっていますが、色拘束の薄さと、手札にカードを加える枚数が2枚と多くなっており、いざとなれば3マナでも唱えられる軽さが利点でしょう。

f:id:forevermtgssbm:20200114204710p:plain

 

2、《水底のクラーケン》

f:id:forevermtgssbm:20200114204830p:plain

青の中堅クリーチャーですが、カードを1枚引くたびに1マナを支払うだけでトークンと自己強化を行う能力を持っています。

 

青にはこれまでも何らかのアクションに反応してトークンを生み出す能力はありましたが、自己強化まで行うカードはなかなかありません。

 

1ターン内の回数制限がないので、モダンに存在する優良なドローカードを組み合わせれば驚くほどに能力を起動できるでしょう。

 

 

【黒】

1、《死の国への引き込み》

f:id:forevermtgssbm:20200114205038p:plain

 再録された信心の関連カードです。

 

一見するとマナコストが重く感じるかもしれませんが、黒の信心が2つあれば最小コストとなり、かなりコストパフォーマンスが良いカードとなります。

 

シングルシンボルのカードでも2枚あれば最小コスト化を達成できるので、黒単色デッキだけではなく、黒を含んだ多色デッキでも充分に運用できるでしょう。

 

 

2、《悪夢の番人》

f:id:forevermtgssbm:20200114205058p:plain

 4マナ4/4飛行という良質なクリーチャー性能に加えて、死亡したクリーチャーのコピートークンを生み出すことができるデーモンです。ただし、パワーとタフネスが1/1になってしまうため戦闘では活用しにくくなりますね。

 

このため戦場に出た時や死亡した時に能力が起動するクリーチャーと組み合わせることが中心となるでしょう。

 

同じ黒であれば、例えば《叫び大口》を想起コストで使えば2マナでクリーチャーを2枚破壊することができます。

f:id:forevermtgssbm:20200115200940p:plain

 

前もどこかで書いたかもしれませんが、最近のデーモンはデメリットがないカードが多く、優しいデーモンが増えていってますね。

 

 

 

今回はここまでです。

テーロス還魂記も個人的に使ってみたいカードがたくさんあって楽しみですね。

 

次回は【赤・緑・多色】を予定しています。

 

皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を過ごせますように。