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管理人:Butz(バッツ)MAGIC THE GATHERINGについてのブログです。

【MTG初心者向け】モダンで使える安くて強いカードを紹介!第1回【白・青】

皆さま、MTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。

 
今回は参入障壁が高いと思われがちなモダンの安くて強いカードを紹介していきます。
 
カード単位で紹介することで既存のデッキ以外でのインスピレーションを得ていただければ良いなと思っています。
 
また今回は初心者向けということもありますので、有名なカードも含めて紹介していきます。
 
白から7枚、青から7枚紹介します。
 

 

 
【白】
1、《教区の勇者》

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このカードが戦場に存在している時に他の人間クリーチャーが出るだけで+1/+1カウンターが乗るというシンプルな能力です。
基本的にMTGでは先攻2ターン目にパワー2で攻撃出来るということは強い動きになっています。
クリーチャーを展開しつつ、パワーを上げられ、あわよくばパワー3以上でも攻撃出来る可能性を秘めているカードとなっています。
ただし、相手もその強さは充分に理解しているので後攻1ターン目に除去を打たれる展開もありますのでお気を付けください。
 
2、《万神殿の兵士》

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非常に珍しい「プロテクション(多色)」を持っている上に、多色の呪文が唱えられた時にはライフ回復も行ってくれる優良クリーチャーです。
モダンでは強力で軽い多色の呪文が使われやすいので、想像以上に2つ目の能力起動の機会は多いカードです。
 
必然的に多色のカードというのは2マナ以降のカードになるため、このカードよりマナコストが高いカード達をすり抜けて攻撃したり、かっちりと攻撃を受け止めたりしている光景が多くなり、非常に頼もしく感じるカードです。
 
3、《ミラディンの十字軍》

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3マナ2/2と平凡ですが、持っている能力が「プロテクション(黒)」、「プロテクション(緑)」、「二段攻撃」と攻守で大活躍が見込めるカードです。
 
パワーを上げる赤の呪文や装備品と相性が良く、3ターン目に戦場に登場し、除去されなければ4ターン目に相手のライフを一気に減らせるポテンシャルを秘めています。
 
私がこのカードを使い始めた頃に大会に参加した時には5/6くらいまで育ってしまった相手の《タルモゴイフ》を抑えつつ、隙があれば相手に大ダメージを与えるという素晴らしい活躍を見せてくれました。

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4、《魂火の大導師》

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2マナ2/2と標準的ですが、自身が「絆魂」を持ち、インスタントとソーサリーにも「絆魂」を持たせるという珍しい能力を持っています。これに加えて、マナを支払えば使用したインスタントとソーサリーを再利用できるという強力な能力も持っています。
 
いくらライフを回復しても直接勝利に繋がらないと思われがちですが、《アジャニの群れ仲間》や《フェリダーの君主》のようなライフ回復をトリガーとする能力やライフ量を参照する能力を持っているカードが多数あるためシナジー次第では神話レアの称号に相応しい活躍をしてくれるでしょう。

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5、《修復の天使》

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基本性能の高さに加えて、「瞬速」「飛行」というキーワード能力の組み合わせだけでも充分に強いのですが、他のクリーチャーを「明滅」させることで戦場に出た時の能力を再利用も出来るためさらなるアドバンテージを得ることが出来ます。
 
1度このカードの瞬速を見せられた相手はあまりにも強烈な能力に次回以降は警戒せざるを得なくなるでしょう。
 
6、《精霊への挑戦》

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白のクリーチャー限定ではありますが、1マナのみで全体に任意の色のプロテクションを付与することが出来ます。
プロテクションは攻撃にも防御にも使えるキーワード能力のため見た目以上に柔軟なカードです。
相手のブロック指定の前にこのカードを使って、ブロックされなくしたり、逆に相手のブロックを指定させてからこのカードを使えば一方的な戦闘破壊も期待できますね。
 
7、《ベナリア史》

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全体の効果を合計すると3マナで2/2警戒持ちクリーチャー2体に加えて、騎士全体に+2/+1の修正が可能というかなり強力なカードです。3ターン目と4ターン目に連続して出すだけでもコンボと錯覚するくらいの強さを感じるでしょう。
 
 
【青】
1、《秘密を掘り下げる者》、《昆虫の逸脱者》

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裏面の性能である3/2「飛行」はMTGにおいては大体4~5マナが相場のコストと言われており、それが2ターン目から攻撃出来る可能性があるという時点で強いですね。
 
レガシーでも使用実績がありますので「青のクリーチャーはどのカードを採用すればいいんだろうか…?」と悩んだら、まずはこのカードを使ってみましょう。
 
2、《選択》

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初登場は「インベイション」(2000年10月4日発売)のカードであり、「イクサラン」にて突如再録されたことにより、モダンでも使用可能となり、その後も「ドミナリア」、「エルドレインの王権」でも再録を重ねたので今やかなり手に入れやすいカードとなっています。
 
1マナインスタントでデッキの上から2枚掘り進めることが可能なカードです。 
一見、地味な効果に見えますが青を採用しているデッキにとっては僅かな隙でドローしつつ、次のドローを安定させられるカードはとても重要なカードと言えます。
 
3、《血清の幻視》

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こちらはソーサリーではありますが、1マナでデッキの上から3枚掘り進めることが可能なカードです。
 
一時期は高額コモンカードとしてあまりにも有名でしたが、再録回数が増えてきたことで大分落ち着いてきた状況になっています。
 
青のデッキを使い始めた頃は上記の《選択》と併せて使えば充分にデッキを回せるようになるので、まずはここから揃えてみるのが良さそうですね。
 
4、《マナ漏出》

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青の打ち消し呪文と言えば、《謎めいた命令》、《否定の力》が有名かつ強力ですが、このカードも充分に強力です。

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マナを3点分追加で残せるようになるのは1マナの呪文でも基本的に4ターン目からと考えるとかなり信頼性が高い打ち消し呪文と言えるでしょう。
 
5、《呪文貫き》

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上記の《マナ漏出》と同類の打ち消し呪文です。しかしクリーチャー以外の呪文という条件と追加で支払わせるマナコストが2に減っています。
これらの要素を補ってあまりある要素がマナコストが1マナに減ったことです。
序盤の土地加速及び《風景の変容》によるフィニッシュなどのインスタントやソーサリーに頼る{ヴァラクート}のようなデッキにはこうかはばつぐんです。

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また、上記の《選択》と一緒に手札にある状態であればこのカードを構えつつ、相手が何も動いてこなければ《選択》でドローするといった青の象徴的な動きが簡単に出来ます。中盤以降でもこのカードを知っている相手であれば迂闊には動くことが出来ないでしょう。
 
6、《呪い捕らえ》

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上記の《マナ漏出》、《選択》よりも追加で支払わせるマナコストがさらに減りましたが、クリーチャーとしても使えるため独自の強みを持ったカードです。
クリーチャーであるが故に先出ししておかなければ活用できませんが、見せることによる牽制へと重きを置いた運用となります。
また、部族が「マーフォーク」であり、非常に恵まれています。最軽量マーフォーク兼打ち消し枠という独特の立ち位置を持っています。
 
7、《奔流の機械巨人》

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6マナ5/6とフィニッシャー格の大きさである上に、巨人という名前に反して「瞬速」を持っています。
さらに戦場に出た際に自分の墓地にあるインスタントを踏み倒して再利用できるというアドバンテージに直結する能力を持っています。
この再利用の能力により終盤においても息切れを防止することが可能であり、序盤、中盤でも呪文を節約しながら使用する必要があまりなくなるのも良い点です。
 
このカードに関しては必ずしも4枚採用するカードではないため、スタンダードで大活躍していた頃と比べると格段に揃えやすくなっています。
 
 
 
今回はここまでです。
 
まだまだ紹介したいカードがありますので、いつになるかわかりませんが、2周目も検討しているくらいの勢いです。
 
何か気に入ったカードが見つかり、モダン参入の手掛かりになれば幸いです。
 
皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を過ごせますように。