皆さま、MTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。
今回は第3回ということでアーティファクトから1枚、土地から6枚、両面カードから2枚紹介します。
【アーティファクト】
1、《スカイクレイブの大鎚》
このカードが戦場に出た時に自身のクリーチャーにマナ・コストなしで付けられる能力を持っており、装備したクリーチャーは+2/+2の修正を受け、「飛行」と「先制攻撃」を持つようになります。
このカードに限らず、「ゼンディカーの夜明け」で登場した装備品は1つ目の能力を持たされており、従来の装備品で散見された即効性の無さというのを解消しようとしています。
そしてその即効性の無さが解消されたわりには修正値と付与されるキーワード能力がかなり優秀です。1、2マナで強力な能力を持ったクリーチャーに付けたり、ステータスは優秀だが「飛行」のような攻撃を通しやすくするためのキーワード能力を持っていないクリーチャーに付けたりという運用が良さそうです。
ただしこのようなカードは4枚採用するものではなく、恐らくはデッキに1~2枚の採用になるでしょう。
【土地】
1、《各種小道ランド》
「ゼンディカーの夜明け」にて登場した新しい土地のサイクルです。これからどのような通称になるかはまだ不明ですが、本記事においては一旦「小道ランド」と呼ぶことにします。
戦場に出した後は1色しかマナが出せませんが、自身のマナ基盤の状況を見てどちらの面で出すかを決められるので柔軟性が非常に高いです。
もちろん小道ランドを1枚目の土地として出すのも良いですが、前述の柔軟性を活かすために基本的には2枚目以降の土地として出すことになるでしょうか。
デメリットらしいものも特にはなく、あえて挙げるとすれば基本でない土地という点です。しかし元々基本でない土地が主流のモダンではほとんど気にならないでしょう。
【両面カード】
1、《ジュワー島の撹乱/ジュワー島の遺跡》
第1面は打ち消し呪文、第2面は土地の両面カードです。
打ち消し呪文の単体性能で見れば最低限の性能で、追加マナ・コストを要求するような打ち消し呪文はマナ基盤が整ってくる後半に引いてしまうと使いにくいのですが、状況に応じて土地としても計算出来るとなればかなり価値は高いでしょう。
もちろんマナを全て使うような大きな動きに対しては確定カウンターとして働けるので打ち消し部分は弱いということは決してありません。
2、《変わり樹の共生/うねる森、変わり樹》
第1面はライブラリーの上から見た7枚の中のクリーチャーを直接戦場に出せる呪文、第2面は土地の両面カードです。
このようなクリーチャーを踏み倒せるカードは序盤、中盤に引いてしまうと長い間手札で抱えてしまうので運用が難しかったのですが、土地として出せるので計画が立てやすくなります。本領を発揮する終盤においては強力なクリーチャーを踏み倒すことで一気に勝利を引き寄せることが出来ますね。
そしてこのカードの第2面は3点のライフさえ支払えばアンタップイン出来るのですぐにマナが出せて使いやすそうです。
今回はここまでです。
正直、両面カードに関しては実際に運用してみなければまだまだ未知数な部分が多いと思われますが、今回はぱっと見でも活躍しそうなカードを挙げました。
今回で「ゼンディカーの夜明け」のカード紹介は終了します。
第1回と第2回の記事もお時間があればよろしくお願い致します。
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