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【エルドレインの王権】発売まで残りわずか!モダンでも活躍できそうなカードは?第2回【赤・緑・多色】

皆さま、MTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。

 

第1回では白・青・黒からカードを紹介しました。

 

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forevermtgssbm.hatenablog.com

 

今回は第2回ということで赤から7枚、緑から2枚、多色から3枚紹介します。

 

 

【赤】

1、エンバレスの宝剣

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アーサー王伝説からのモチーフにふさわしいカードですね。

 

装備品にしては珍しく「瞬速」を持っています。これは2つ目の能力と噛み合わせる都合上でしょう。

 

そして2つ目の能力で唱えるコストを軽減します。攻撃クリーチャーが4体いれば、最小コストの赤2マナで唱えることが可能であり、かなり扱いやすくなりますね。

 

さらに3つ目の能力で戦場に出た時のみはクリーチャーの方から持ってもらうことが出来ます。 装備品のテンポの悪さを解消しています。

 

最後に注目の装備時の効果ですが、修正値は+1/+1と控えめではありますが、付与するキーワード能力がなんと「二段攻撃」と「トランプル」です。

モダンプレイヤーの方の間には、このキーワード能力の組み合わせの強さは《ティムールの激闘》で知れ渡っていると思われます。

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総じて神話レアにふさわしい能力を持っていると言えます。

 

2、義賊

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正直に申し上げますと、カード名があまりにシンプルすぎて最初は神話レアとは思っていませんでした。

 

このカードの3つ目の能力が「攻撃するたび」となっているため「速攻」とは相性が良く能力の起動には苦労しなさそうですね。

 

肝心の能力の内容ですが、防御プレイヤー(相手プレイヤーと読んだ方が分かりやすそうですね)の手札が自分より多ければそのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードをそのターンのみ唱えられるという、いわゆる「衝動的ドロー」の相手版みたいな能力ですね。

この手の能力にありがちな相手とのデッキの色が合わずに唱えられないということも任意のマナを望む色のマナであるかのように支払っても良いため、心配無用ですね。

この能力を最短2ターン目から使えるというのが破格であり、ささやかなライブラリー破壊にもなっている点が非常に強いですね。

 

このカードのモチーフはロビンフッドらしいですが、《義賊》というカード名、部族、相手のライブラリーからカードを盗むような能力、赤色(重要)という要素からどうしても某怪盗三世にしか見えなくなったというのは秘密です。

 

 

3、熱烈な勇者

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最軽量かつ「速攻」を持っているため、素早く攻撃に行ける上に、他の騎士のパワーを上げる能力まで持っており、見た目以上の打撃力があると思われます。

 

そして4つ目の能力がこのカードを対象にした装備の装着コストは3少なくなるという破格の能力です。装着コストが3以下である代表的な装備品と言えば、《饗宴と飢餓の剣》などの「剣サイクル」ですね。

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通常、クリーチャーと装備品は召喚酔いの関係上、クリーチャーを先に展開しておいてから装備品を戦場に出すという順番がありますが、このカードは「速攻」を持っているため、どちらからの展開でも良いという柔軟性の高さが魅力的ですね。

 

そして何よりも、カードに名前が残り、イラストにも使用してもらえるとはプレイヤーとしては一生の栄光ですね。

 

4、砕骨の巨人

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 「出来事」の能力は《頭蓋割り》と似ており、ダメージ軽減不可を持っていますね。ライフを得られない能力は持っていませんが、対象が「クリーチャー」、「プレインズウォーカー」、「プレイヤー」と増えており柔軟に対応できます。その分ダメージが2点に減っており、バランスが取られている印象を受けます。

 

そしてクリーチャーの性能ですが、レアカードにふさわしい性能です。3マナ4/3というマナレシオの高さに加えて、除去されそうになっても2点ダメージを与えられるという非常に赤らしいクリーチャーですね。

他のカードとのシナジーを意識せずとも運用できるので、使いやすいカードと言えるでしょう。

 

5、エンバレスの盾割り

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 アーティファクト対策の1枚です。

 

ソーサリーではありますが、1マナで破壊することが可能であり、対策カードとしては充分でしょう。

 

通常、対策カードにデッキの枠を使ってしまうと、デッキの展開力や攻撃力を犠牲にすることが多いのですが、このカードは1枚で攻撃と対策の2役をこなすことが出来るのでデッキ本来の性能をなるべく崩さないことが可能でしょう。

また、部族が人間・騎士とあまりにも恵まれており、{人間}系のデッキには採用されるのではないでしょうか。

 

6、谷の商人

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 「出来事」の能力はいわゆる「ルーター」能力ですね。しかし1マナ支払うだけでのルーターは数が少ないですね。

《傲慢な新生子》が{ドレッジ}で使われたようにこのカードも使われるようになるのではないでしょうか。

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クリーチャーの方でも同じルーター能力を持っているため、長期戦の際の選択肢としてはあって損はありませんね。

 

7、胸躍る可能性

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 《苦しめる声》が効果はそのままインスタントになって収録されました。《信仰無き物あさり》が禁止になった今、《安堵の再会》と並ぶルーター系の呪文として活躍できるのではないでしょうか。

 

【緑】

1、探索する獣

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なんと計6つの能力を詰め合わせた正に神話レアにふさわしいカードとなっています。

それぞれの能力が攻撃面、防御面で噛み合っており、戦場に出せさえすればすぐさま相手を圧倒できるでしょう。 

 

2、むかしむかし

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 「むかしむかしあるところに…」という、おとぎ話でおなじみの導入を再現できるフレーバーが美しいですね。

 

ライブラリーの上から5枚ものカードを見られるため必要なカードを探すには充分でしょう。1つ目の効果を使ったのであればマナが残っているので、探したカードをそのまま展開でき、テンポロスは感じさせませんね。

 

【多色】

1、王冠泥棒、オーコ

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 「エルドレインの王権」で新登場のプレインズウォーカーです。

 

3マナでありながら戦場に出た直後に忠誠度を6まで上げられるので相当堅いですね。能力もそれぞれが噛み合っており、1つ目の能力で2つ目と3つ目の能力の対象を自前で用意できます。

 

このカードを単体で使っても充分強いですが、アーティファクトかクリーチャーを採用しているデッキであれば、さらに効果的に運用ができるでしょう。

 

2、王家の跡継ぎ

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2018年6月8日に発売した 「バトルボンド」にて初登場したウィル・ケンリスとローアン・ケンリスが1枚のカードとなって再登場しました。

 

このカードも上記の《王冠泥棒、オーコ》と同じく、3マナでありながらすぐに忠誠度を6まで上げられるので非常に堅いです。

 

《王冠泥棒、オーコ》とは異なり、それぞれの能力が独立しているような印象があります。しかし青と赤に必要な能力である、ルーター、クリーチャーのパンプアップ、大量ドローしつつ大ダメージを狙える奥義が揃っており、カードパワーは高いでしょう。

 

3、型破りな協力

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色は違いますが2マナでフェアリー・トークンを出すので《苦花》を思い起こします。

 

トークンを出す条件は各ターンのあなたの2枚目のカードを引くたびとなっており青と赤に合致している条件ですね。もちろん他のカードで引いた方が効率は良いですが、いざという時は2つ目の能力で自力で引けるようになっていますね。

 

このカードを2枚以上戦場に出しても良いので色拘束が許されれば《苦花》とこのカードを中心としたデッキが組めるかもしれませんね。

 

 

今回はここまでです。

 

個人的には赤に注目カードが多くありました。色々試してみたいですね。

そして新弾が発売されるたびにプレインズウォーカーのカードパワーが際限なく高まっているように見えますね。

 

ということで私はプレインズウォーカーを狩る側になろうと思います。

 

次回はアーティファクトと土地を紹介しようと思います。

 

皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を過ごせますように。