皆さまMTGを楽しんでいますか?Butz(バッツ)です。
カルドハイムのカードを紹介するのは今回で最後となります。
アーティファクトから2枚、土地から1枚紹介します。
もちろん今回もMetalを紹介します。第1回の記事でカルドハイムの世界観は北欧神話を基にしているそうだと書きましたが、どうやらヴァイキングも世界観に取り入れているとのことでしたので今回はMetalの中の1つのジャンルである「Viking Metal(ヴァイキングメタル)」 からバンドと曲を挙げていきます。
Ensiferum(エンシフェルム)というバンドからHero In A DreamとIronとBlood Is The Price Of Gloryを紹介します。
バンドの公式チャンネルです。
【アーティファクト】
1、《英雄たちの送り火》
このような「クリーチャーを生け贄に捧げてライブラリーから他のクリーチャーを出す」系統のカードはモダンで禁止されている《出産の殻》を思い起こしますね。
まず、戦場に出すそもそものマナコストが減っており、ファイレクシアマナによるライフの要求もないため、取り回しやすいでしょう。戦場に出してから、即起動に必要なマナも4マナと総数は変わっていません。
そして《出産の殻》との最大の違いとして、《出産の殻》はマナコストが1だけ多ければ好きな部族のクリーチャーを戦場に出すことが出来ますが、このカードは「共通のクリーチャー・タイプ」という条件が加わっていることです。
今回の記事内では、どのカードとの組み合わせが良さそうかということを例示出来ないくらいに奥が深いカードであり、発売後は私も、どの部族であれば良い運用が出来るか研究を重ねていきたいカードです。
2、《風化したルーン石》
カルドハイムにも墓地対策のカードが収録されました。
このカードに似ているカードを挙げると《墓掘りの檻》でしょう。
2つ目の能力はまったく同じであり、違いは1つ目の能力にあります。《墓掘りの檻》の1つ目の能力は「クリーチャー・カード」を墓地やライブラリーから出ることを禁止しますが、《風化したルーン石》は「土地でないパーマネント・カード」を墓地やライブラリーから出ることを禁止しているので点数で見たマナコストが1だけ増えた分、禁止する範囲が広がっています。
今後はクリーチャー以外のパーマネント・カードが墓地やライブラリーから出てくるようになるかもしれないので早めに確保しておいた方が良いかもしれませんね。
【土地】
1、《世界樹》
カルドハイムの世界観と背景ストーリーに関わっているであろう土地です。
タップ状態で出て、緑マナしか生み出せないので一見、マナ基盤としては貧弱と思われますが土地を6つ以上コントロールしていれば好きな色のマナを生み出せるようになります。また、各色2マナ、合計10マナ使用しこのカードをタップし、生け贄に捧げると、ライブラリーから望む数の神・カードを出せるという豪快な能力も持っています。この土地を6つ以上コントロールするという条件とよく似た土地カードがモダンでも活躍していますね。死者の原野です。
《世界樹》は《死者の原野》の「名前の異なる土地」という条件に貢献することが可能であり、《世界樹》の「土地を6つ以上コントロールする」という条件を満たせば《死者の原野》からも好きな色のマナを生み出せるようになるというかなりの相互作用が期待できます。
最初に見た時は見た目と言い、世界観と背景ストーリーへの関わり具合から伝説の土地かと思いましたがそうではありませんでしたので意外です。
これでカルドハイムの新カード紹介を終了します。
お時間がありましたら第1回と第2回の記事もよろしくお願いします。
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私は新カードがどのように使われるのかを予想して実際との差を確認することがとても楽しく感じるタイプのプレイヤーなので、今後も動向は観測していくつもりです。
そしてMetalも紹介してきましたがどうでしたか?これを機に少しでもMetalに興味を持っていただければ幸いです。
皆さまがすごーい!たーのしー!なMTG生活を過ごせますように。